- 就活の面接で噓をついたら調べられてバレる?内定取り消しは?
- 内定取るためについてもいい噓は?
- 噓つきたくないけど、面接で話せるネタがない。
- 第一志望じゃないけど、第一志望と言ってもいい?
- Toeicや資格持っていないから噓つきたい。
- エントリーシートは噓だらけで大丈夫?
などなど色々なお悩みを持つ方も多いと思います。
就活で噓をつかずに内定をするのがもちろん一番いいです。
しかし、それができないから困っていて、今この記事を読んでいると思いますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
どうも、こたろです。就活において噓をつくか否かは永遠のテーマです。僕自身、正直、噓は結構ついてました(笑)
結論、僕は就活の面接で噓をつくことに対して、一切反対しません。
面接で誇れるものがあまりない方も多くいるでしょうし、なんせ人生がかかっている訳ですからね。
それにどうしても噓をつかないといけない場面が要所要所であります。
実際、僕は適度に噓をつきつつも、6社内定できたので、どういう噓はまずくてどういう噓ならいいのかある程度熟知しているつもりです。
そこで今回は、絶対やってはいけない噓は何か、面接で噓をつくときのコツなどを紹介します。
本記事を読むことで内定に一歩近づけると思いますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
- 就活で噓をつくと調べられるのか?内定取り消しはある?
- ついてもいい噓とついてはいけない噓は何?
- データで見る就活で噓をついても問題ない理由
- 就活で噓をつくコツ
就活で噓をつくと調べられる?内定取り消しは?
これに対しての回答ですが、就活で噓をついても基本的には調べられません。
なぜなら、人事は何百人、何千人と選考を行うわけなので、わざわざ調べるほどの時間と工数を割きたくないからです。
なので、別に噓をついてもいいです。※もちろん推奨はしないです。
実際、Youtuberのえびすジャップさんは面接で、行ってもないけど、海外に留学したエピソードを話したと言ってましたね(笑)
また、とあるYoutubeチャンネルでも言われてたが、広告代理店に内定する人は、大して凄くもないエピソードをそれっぽく凄そうな感じに話す人が多いそうですにゃ。
ですが、ついていい噓とついてはいけない噓があります。(就活に限った話ではありませんね(笑))
ついてもいい噓
ついていい噓は以下の通りです。
・第一志望かどうか、もし採用したら就活を辞めるかなど
基本的には企業は内定を辞退せず確実に入社してくれる人に内定を出します。なので、仮に他に第一志望の企業があっても、御社は第二志望ですとか、まだ就活は続けますとか言うと、熱意がないと思われ、落ちる可能性が高まります。噓をつく罪悪感はありますが、面接では割り切ることが大切です。これに関しては、企業は調べようがないので、そこの心配はいりません。
・志望動機
これもバレません。ただし、いかに面接官が納得いく志望動機を出すかが重要です。志望動機自体は噓でもいいので、過去の経験や将来のビジョンと絡めて話せば問題ないです。
※よくあるのがとりあえず「理念に共感しました」とか言うのは噓っぽくなるので、なぜ理念に共感したのかを過去の経験や自分の価値観を絡めて話すようにしましょう。
・過去の経験(ガクチカ)
極力、自分の体験を話したことがいいですが、目立った経験がない場合、過去にあった出来事で感じたことを盛るくらいがいいです。
・ゼミや研究室関係のエピソード
これもわざわざ「大学に電話して調べるとか」はないです。
ちなみに、僕は最初の第一志望かどうかを聞かれて少しためらってしまったこともあり、最終面接で6回落ちました。そもそも第一志望ですとか言っても、企業も丸々鵜吞みにする訳ではないので、罪悪感を持つ必要はないです。
それ以外のガクチカとか志望動機とかエピソード系は調べようがないものです。
なので、深掘りをされたときにきちんと論理的に答えられるように対策さえしておけば、全然問題ありません。
ただし、ゼロから話を作りだすのはあまりおすすめしません。なぜなら、相当練習していないと、想定外の質問に対応できない可能性があるからです。あくまで実体験として経験したことをベースに話を盛ることをおすすめします。
10→100の嘘は目をつむれるかなって感じですが、0→1の嘘はさすがにバレやすいです。
面接官も何十人と学生を見ている訳なので、内容が浅いと、すぐに見抜かれます。
ついてはいけない噓
ついてはいけない噓は以下の通りです。
- 資格やtoeic(トイック)、簿記、FP(ファイナンシャルプランナー)など
- 成績関係やgpa
- 浪人や留年関係
特に、資格やtoiec、成績関係などは、シンプルに証明書を提出するよう言われたら速攻バレるので、噓はつかないようにしましょう。
もちろん面接の時にすぐに証明しろとかはありません。
ただし、内定後に成績証明書や資格系の書類を求められることがあるので、そこでバレます。
あまりにもひどい場合、内定取り消しもあり得ます。
そもそも資格やtoeicは参考程度にしかならないので、噓をつく必要がありません。資格も学歴もなしだったので。
toeicや大学の成績が良ければ真面目そう、優秀そうに見せることができますが、それが内定に直結するわけではないので、そこは誠実に闘いましょう。
ぶっちゃけ、面接官も大学時代に勉強なんてしていない人も多いと思います。(実際に人事と話した時によく「学生時代は勉強一切しないで本当遊びまくってよ」と言う人も全然いました。)
Q浪人や留年しているとか、資格もなく、成績もよくないとかの場合はどう言い訳する?
その場合、逆にそれを利用して、
「学業に力は入れなかったが、その分、様々なことに取り組み、学生にしかできない沢山の経験を積んだ」とか
「浪人や留年をした分、誰よりも時間を有効活用して、こんなことに精一杯取り組んだ」とか
熱心に語れば、全然魅力的な人材に映ると思います。
ものは言いようです。休学の理由とかも同様です。
ダメではないが、つかない方がいい噓。
ダメではないが、つかない方がいい噓も存在します。
それは、就活軸、キャリア像、自分の性格などです。
例えば、よく見せようとして性格診断を本来の自分じゃないものを回答したり、思ってもいない就活の軸や自分の価値観を言ったりするなどです。
これがなぜダメなのかというと、「就活はマッチングだから」です。
企業はいかに自社にマッチする人材かを見極めている訳なので、単に優秀な人を取りたい訳ではありません。
自社の社風にマッチし、活躍してくれそうな人を取りたいのです。
この人優秀だけど、うちには雰囲気が合わなそうだから、申し訳ないけど、不採用だな。
ということも全然あります。これが「いかに高い点数をとるか」が大事な受験と違うところだと思います。
もし、噓をついて、本来の自分ではない、作りこんだ自分で内定を取ったとしても、入社後にミスマッチを起こし、「何かこの会社合っていないかも」という感じになり、企業からしても自分にとってもよくないことになりかねません。
僕自身も、面接で落ち続けていたとき、内定が欲しいがあまり、噓をつきまくっていましたが、本当の自分もよく分からなくなりますし、それで内定をとってもあまりいいことはありませんでした。
実際に落ちまくったので、なるべく本心で話すようにしたらバンバン選考は通りました。
サクッと正確に自己分析する方法、自己分析ツールに関してはこちらの記事で紹介しています。
ついた方がいい噓。
意外かもしれないですが、ついた方がいい噓も存在します。
それは、
- 致命的な短所や客観的に見た性格
- 実績がなく、エピソードが弱すぎる場合
- 志望度
などです。
例えば、以下のような場合です。
致命的な短所や客観的に見た性格
<直球過ぎてよくない例>
Q.あなたの短所を教えてください。
A.はい、自己中心的なところです。いつもではないですが、周りの状況を鑑みず、思ったことをすぐに発言してしまうところがあります。
こういったものは少なからず面接官はいい印象を抱かないでしょう。
基本的には会社は組織なので、逆な立場だったら、自己中な人を採用したいと思いませんよね。
<仕事で求められるスキルが短所でNGな例>
Q.あなたの短所を教えてください。(絶対にミスが許されない仕事)
A.注意散漫なところでケアレスミスが多いことです。
例えば、財務系、IT系などミスが許されない仕事でこのような短所を言うのは、この仕事に適さないと判断されて、落ちてしまいます。
こういった例のように、明らかに相手にいい印象を与えないような致命的な短所は、わざわざ自分から必要がないので、極力避けましょう。
もちろん、短所がない人はいないので、短所を言うこと自体は問題ありませんが、改善余地がある短所であること、短所に対してどう考えているのかを論理的に話すことができればいいでしょう。
実績がなく、エピソードが弱すぎる場合
結論、エピソードを盛るのはありだと思います。
なぜなら、あるあるだと思いますが、体育会系に所属しているけど主な実績がない場合や、アルバイトで特に成果がない場合も多いからです。
ただし、さすがに体育会やサークルに所属してないのに所属していたとか、バイト経験なしなのにバイトしていたとかはよくないかもしれませんね。
<よくある例>
品出しのバイトで学んだことなんて….
接客のバイトしか経験ないし….
別にバイトリーダーでもないし….
部活はベンチだったし….
大会で結果残せなかったし….
この場合、やはり面接ではインパクトに欠けるでしょう。
短いと15分、長くても1時間程度しかない面接の中で、「いかにインパクトを与え、印象に残るか」はかなり大切です。
就活において、人気企業だと内定倍率は50倍、100倍とか当たり前です。(50人に1人、100人に1人しか採用されないということです。)
なので、割り切って話を盛るのはありでしょう。
なぜか、就活のシーズンになると、バイトリーダーが大量発生するもんにゃ。(笑)
僕も噓をついたけど受かったことは全然あります。
そもそもエピソードとして一番いいのは、バイトとかサークルの話はありきたりなので、他の経験があればいいですけどね。
長期インターンとかはネタとして超強いです。
基本、噓は少ない方がいい。
また、基本的に就活では素直に答える方がいいです。
なぜなら、自分が本心で思っていることを言った方が、感情を込めて話しやすいですし、それが面接官にも伝わるからです。
噓だと暗記しないといけないので、棒読みっぽくなるんですよね。
それに嘘をつき続けていると、少なからず罪悪感も出てきて、面接で自信がなくなる原因になります。
面接は緊張もあるので、ちゃんと深掘りを想定して暗記するのは大変ですよ。
感情を込めるのがなぜ大切かというと、それは内定を取るには、「コミュ力+論理的+感情」が必要だからです。
コミュ力があり、話に論理性があっても、感情がないと、あまり人間味がなく、面接官に刺さりません。
特に最終面接では「社長や地位の高い人が面接官であり、人柄で決める部分も多い」です。
社会で結果を残された方は、人を見極める能力も高いと思いますので、噓は見抜かれると思います。
なので、噓は少なめにしておくのがいいでしょう。
(実際、そもそも噓をつきたくない人がほとんどだと思います。)
就活で噓をついても問題ない理由【噓つき大会】
就活で噓をついてもいい理由は以下の通りです。
思考力を見られているから
面接の本質は、「その人自身が物事に対して深く考えられているか」を見ることだからです。
なので、どっちかというと、”噓をつくのがいけない”というよりも、”物事に対して浅くしか考えられていない“ことが問題なのです。
また、面接では「準備力」も見られています。
エピソードが噓だとしても、ちゃんと物事に対して思考できる人なんだなとか、ちゃんと面接に準備が入念にできる人なんだなということが伝わります。
ガクチカの例:学業でいい成績を残し、学部で一番の成績を残しました。
・なぜいい成績を残せたのか
・そもそもなぜ学業を頑張ろうと思ったのか
・なぜその目標にしたのか
・学業を頑張る上で挫折したことは何か
・どうして挫折したのか、挫折からどう這い上がったのか
・学業で成果を残したことは社会に出て他のどんなことに活きるのか
・その経験が他に活かせた経験
こんな感じで、一つのエピソードに対してきちんと自分なりの考えを持って、言語化できているかが大事です。
エピソードから学んだことをどう活かせるのかが言えればいいので、他のエピソードでもやり方は同じです。
データでも示されている
株式会社ライボが運営するJob総研、社会人男女191人に対して「就活の嘘に関する実態調査」行ったデータでは、噓の内容で内定をもらったことはあると回答した人はなんと80%以上います。
具体的に「ついた嘘の内容」では、「御社が第一志望だと偽った」48.6%が1位。「ガクチカの内容を盛って話した」27.0%、「全く経験のないことを自己PRで伝えた」10.8%もいます。
さらには、「取得していない資格を持っていると言う人も」2.7%と、かなり危なっかしい人もいます。
世の中のエントリーシートは嘘だらけということが分かりますよね。
企業側も噓をついている
企業が噓をついているから、自分も噓をつくというのは、考え方としてよくありませんが、就活というのは、「企業も、就活生もお互いに探り合い」です。
就活生は「自分をよく見せていい企業に入りたい」ですし、企業側も「少しでもよく見せていい人材を獲得したい」と思うのは自然なことなので、これは仕方ないですよね。
なので、噓をついてでも入社したい思いがあるのであれば、僕は全然噓をついたらいいと思います。
実際にデータでも出ています。入社後にギャップを感じる人も多いようです。
【バレない】就活で噓をつくときのコツ
就活で噓をつくときのコツは、以下の通りです。
- どの質問が来ても答えられるようにしておく
- 面接を受ける度に改善を繰り返す
- 後ろめたさは捨てる
どの質問が来ても答えられるようにしておく
これは基本中の基本ですが、どんな質問が来ても答えられるようにはしておきましょう。
噓のエピソードでも入念に回答を作りこんでおけば、あまり怪しまれないです。
これは本でもいいですし、就活の質問集などを調べるでもいいです。
また、そもそも質問を答えられるようになるには、自己分析が命です。
自己分析が出来てないと、内定を獲得することは非常に難しいです。
小手先の対策でうまくいくほど甘くないです。
自己分析って意味あるの?って思う方や、自己分析のやり方が分からないという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
面接を受ける度に改善を繰り返す
当たり前ですが、面接を受ける度に改善を繰り返しましょう。
噓をつく場合、想定外の質問をされて、うまく言えないことも多いです。
うまく言えなかったら、そもそもエピソードを変えるか、質問に答えられるように対応するか対策しておきましょう。
とはいっても、自分一人でエピソードがうまく話せないという人もいると思います。
そんな方は就活エージェントと面接練習を繰り返してみましょう。
就活に関してあらゆることを熟知しているので、自分では見えていなかった視点でフィードバックをくれたりします。
結構企業が見ている視点と学生が見ている視点は違うので、いい意味で気づきを与えてくれます。
就活エージェントにいいイメージがない方も多いかもしれませんが、良い就活エージェントを利用すれば、親身になって話を聞いてくれるので、利用しない手はないです。僕は就活エージェントに相談したことで就活の方向性が定まり、大手企業から内定を獲得することができました。
(完全無料なので、使わないのは逆にもったいないです。)
就活エージェントとは、就活のプロであるアドバイザーが自己分析、ES添削、面接対策、企業紹介など就活に関する全てのことに関してサポートしてくれるサービスです。
おまけに企業も紹介してくれるので、一石二鳥です。
軽くおすすめの就活エージェントを紹介しておきますね。
- 学歴フィルターなし。(ポテンシャル採用の求人が豊富)
- 面談方法はオンライン面談、電話面談も可
- 徹底した面接トレーニングによって、最短3週間で内定。
- ブラック企業を徹底排除し、厳選されたホワイト企業のみと契約
後ろめたさは捨てる
面接で噓をつく際は、「後ろめたい」という気持ちは捨てましょう。
自信がないように話すのは、噓だとバレやすいだけでなく、シンプルに採用されにくいです。
声が小さくて、元気がなくて、自信がない営業マンからものは買いたくないですよね。
就活も「自分という商品」を売り込む営業のようなものです。
普段と全く自分を演じるのはかえって不自然なので無駄に演じる必要はありませんが、大前提として面接では自信があるようにハキハキ喋るくらいにしましょう。
世の中の営業マンも多少は噓をつきます。
なぜなら、他の競合他社の商品の方がいいと思っても、自社の商品を売り込まないとお給料入らないわけなので。
商品を買って満足してもらえたらいいのです。つまり、就活に置き換えると、噓をついても入社して活躍すれば問題ないのです。
就活でもし噓がバレたら?
前提として、先ほど紹介した、資格や成績などのついてはいけない噓は避けましょう。
どれだけ面接が高評価でも、これはシンプルに信頼を損ないます。
逆に、ついてもいい噓がバレて指摘された場合の解決策は、「素直に謝って訂正する」です。
稀に、「それは本当に君の短所なの?」とか「本当に将来そんなことがしたいと思ってる?」とか聞き返されることがあります。
この場合は、「申し訳ございません、本当は○○です。」みたいな感じで、素直に噓をつかずに回答する方がいいでしょう。
人事面接ではあまりないかもしれませんが、社長面接などでは、こういうことが聞かれることもあります。
はっきりいって正解はないですが、「少し自分をよく見せるために本心でないことを言ってしまいました。」みたいな感じで誠実さを見せればそんなに悪い印象は恐らく抱かないでしょう。
面接で激怒する人などはめったにいないので、誠実さを心がけましょう。
【まとめ】就活で噓は調べられるので、内定取り消しもあり!
どうでしたか?
就活で噓をつくなら、必ず入念に準備をしましょう。
間違っても、成績(gpa)、TOEICなど調べられるものは噓をついてはいけません。
内定を取るには準備が大事です。
内定取り消しになるのは非常に悲しいことなので、今回言ったことを押さえて就活してみてください。
それでは。
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