・就職活動してるけど、勤務地のこと全く考えてなかった。
・都会に行きたくなった。
・勤務地のせいで内定ブルーになった。
・就活で勤務地は重視すべき?
・就活で勤務地は選べる?希望は通る?
・配属ガチャが怖い。
今回はこういったお悩みを解決します。
どうも、こたろです。普段は就活に関して情報を発信しています。
今回のテーマは就活の勤務地です。
勤務地は多くの人が悩むポイントであり、後から後悔する事情です。
僕自身、「東京でしか働きたくない」と思っていたので、勤務地は非常に重視して就活をしていました。
結果、東京勤務の会社で内定しました。
勤務地を重視する場合のポイントや勤務地を考えていないと後悔する理由、また勤務地が理由で内定ブルーになった場合の解決策を紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
- 勤務地の残酷な現実
- 就活時に勤務地を重視しないと後悔する理由
- 就活時に勤務地を重視する際のポイント
- 勤務地のせいで内定ブルーになった時の対処法
前提:就活で勤務地は重視すべき
勤務地に関してはしっかり知らないとヤバいことが多いです。
前提として、僕は勤務地はかなり重視して就活すべきだと思います。
また、極力、勤務地が決まっている業界や企業に行くべきです。
なぜなら、住む場所を選べる人生最後の機会であり、その後「ここに住みたい」と思っても、中々人生の軌道修正ができず、取り返しがつかないことになるからです。
(もちろん努力次第で軌道修正も可能だと思いますが、傾向として一般的にかなり厳しいということです。)
理由は以下の通りです。
・結婚やパートナー、子供ができると勤務地を変えられない
・社会人になってから住む場所を大きく変えるのは心理的ハードルが大きい
・大手だと異動で都会に行くのはかなり狭き門
・年齢を重ねるにつれ、地方→東京で転職するのは結構厳しい
実際、僕の元バイトの上司は30歳で、大阪に住みたいけど、特別なスキルもないので、もう手遅れだからずっと田舎に住むしかないと嘆いていました。
働く場所、住む場所、周りの環境をガラリと変えるのは心理的にかなりハードルが高いですよね。
また、もし地方か都会で迷うなら「圧倒的に都会で勤務すべき」だと思います。
都会⇒地方より、地方⇒都会は圧倒的に厳しいからです。
以下は、僕が就活の最終面接で社長から言われたことです。
うちに就職するしないはどちらでもいいけど、もし少しでも東京に興味があるなら、絶対に新卒は東京で働きなさい。人生で東京に行けるチャンスは「大学進学」か「新卒就職」の二回だよ。地方はいつでも帰れる。
【就活】勤務地の残酷な現実
大手メーカーの実態
大手メーカーは本当に勤務地が多種多様です。
僻地勤務も多いです。
①三菱マテリアル
本社(東京)茨城(那珂、常総)、埼玉(大宮、北本、さいたま、秩父郡)、福島(いわき、会津若松)、静岡(駿東郡)、秋田(秋田、鹿角)、大阪(大阪、堺)、兵庫(三田、明石、朝来)、三重(四日市)、岐阜(安八郡)、香川(香川郡)、青森(上北郡)
②昭和電工本社(東京)、大阪(大阪)、愛知(名古屋)、福岡(福岡)、神奈川(横浜、川崎)、大分(大分)、福島(会津若松、喜多方)、山口(徳山)、群馬(伊勢崎)、兵庫(たつの)、埼玉(秩父)、長野(大町)、栃木(大田原)、千葉(千葉)、滋賀(彦根)、
このように発信している人もいます。
何度も言いますが、全国転勤・僻地勤務が無理な人は大手メーカー総合職への適性はゼロです。
— ぺん@化学メーカー開発職 (@YK_chem) May 22, 2020
ずっと都市部で生活してきた人にとって、僻地勤務は想像以上に地獄です。
そして、想像以上に人生において住む場所・勤務地は重要です。
大手メーカー志望の方は今一度よく自分と向き合ってみてください。
勤務地の希望は通る?
勤務地の希望は会社によって本当に様々です。
地方拠点が多い場合は、配属ガチャで失敗する可能性は高いです。
一般的には入社一ヶ月前かあるいは入社して研修のあとに発表する会社が多いです。
つまり、ガチで運ゲーです。
入社してから気付く
内定が欲しいがために、希望勤務地があるにもかかわらず、「勤務地は全国どこも大丈夫です」と伝えてしまうパターンはかなり失敗を招きます。
1~2年後に「やっぱり地元で働きたい」「やっぱり都会に住みたい」という人が出てきます。
なぜ人々は勤務地で迷う?
多くの人は「慣れ親しんだ地元」or「楽しみがある都会」で悩みます。
ただ、地元勤務にも都会勤務にもメリットデメリットがあります。
- 家族といられる
- 生活コストが安い
- 車を買う事が出来る
- 自由時間が多い
- 環境が変化しないので刺激がない
- 遊ぶところがない
- 東京に転職するのは難しい
- 新しい環境で一人暮らしし自立できる
- 色んな出会いがある
- あらゆる情報があり、刺激がある
- 仕事の規模が大きい
- 親と離れる
- ホームシックになる可能性がある
地方は生活コストが安いからいいと言われがちですが、実際、都会だと地域手当がありますし、そもそも都会の方が収入高いので、ぶっちゃけどちらも変わらないと思います。
地元勤務にしたら「東京にしておけばよかった」、東京勤務にしたら「地元勤務にしておけばよかった」とないものねだりになる人が多いのです。
就活時に勤務地を重視しないと後悔する理由
就活時に勤務地を重視しないと後悔する理由は以下の通りです。
- 僻地に飛ばされる可能性があるから
- 希望を出しても通らないことは多々あるから
- 都会に行きたくなる可能性があるから
- 彼女・パートナーと離れる可能性があるから
僻地に飛ばされる可能性があるから
大手メーカーは僻地勤務はかなりあります。
地方でもいいけど、僻地勤務だけは嫌だ!
こういう人も多いと思います。なので、ちゃんと入社する前に知らないと地獄を見ます。
僕は大学の学部が化学系なのですが、僻地勤務が嫌でIT業界に文系就職しました。それによって東京勤務で内定したので、あの時の判断は正しかったです。
希望を出しても通らないことは多々あるから
大手だと希望なんて全然通らないことはざらにあります。
そもそも都会だと人気なので、そこに希望が集中すると思います。
そのため、争奪戦に破れ、第5希望まで出して第5希望だったと絶句する人がいます。
都会に行きたくなる可能性があるから
就活している時は地方で働くのもいいかなと思っていても、いざ入社した就職先が地方配属だと、「あ~つまらない。やっぱり都会に住むべきだった」と後悔する人も多いです。
ぶっちゃけ言うと、転職とかでも田舎⇒都会より、都会⇒田舎の方が簡単なので、どっちでもいいのなら新卒は都会を選んだ方が選択肢が広がります。
都会が合わなければ田舎に帰ればいいだけです。
僕が社会人から聞いた話ですが、都会の方が仕事のスピード感が早く、優秀な人も多いので、圧倒的に地方より成長できると言っていました。
力がつけば田舎でも都会でも選べますよね。
実際、僕は大学選びで地方を選びましたが、選択肢のいい東京にしておけばよかったと今でも思っています。
高校生のときは地方でもいいと思っていたのですが、いざ入ると、やはり都会の方が遊びの面でも就活の面でも仕事の面でも融通が効くんですよね。
彼女・パートナーと離れる可能性があるから
ただ単に彼女・パートナーと離れるだけならいいかもしれませんが、結婚を前提に付き合っている場合は、勤務地はかなり深刻な問題だと思います。
例えば、彼氏はどこでも勤務できても、彼女は仕事の問題で地方に残らないといけないみたいな状況があるからです。
自分の先輩は就職を機に遠距離になり、そのまま別れたと言っていました。
ただでさえ職場に異性もいるわけですし、それに遠距離という状況が重なると、破局する可能性は高いです。
就活で勤務地を重視する際のポイント8つ
就活で勤務地を重視する際のポイントを8つ紹介します。
とりあえず以下に気を付ければ、勤務地で嘆いたり後悔したりすることはないでしょう。
- 配属が選びづらい業界を避ける
- 配属の割合を事前に調べる
- 大手企業をなるべく避ける
- ITベンチャー企業を受ける
- 中小企業を受ける
- 地域採用枠で入社する
- 地域密着企業に入社する
- 公務員を目指す
順番に解説します。
配属が選びづらい業界を避ける
配属が選びづらい業界は一定数存在します。
例えば、化学系メーカー。
メーカーは工場を地価が高い都会に作る理由がないので、基本的に地方になりやすいです。
また、地方の市内とかではなく、僻地勤務であることもかなり多いです。
化学系以外でも僻地勤務は多いので、それが嫌なら大手メーカーは受けるべきではありません。
よく聞く話が周りに本当に何もなく、コンビニすら10kmくらい遠くにあるとか。休日は家で過ごすか、家から離れたショッピングモールで過ごすかしかないとか。
そこで絶望する人は一定数います。
そうなる可能性を避けるには最初からメーカーなどを受けないことです。
もちろん、本社で営業やマーケティング、事務などの仕事はあるので、都会勤務もあるとは思いますが、かなり可能性が低いと思います。
配属の割合を事前に調べる
内定した際などに、配属の割合を内定先の人事に聞いておきましょう。
例えば、昨年、一昨年などのデータを教えてくれるはずです。
僕の場合、Web広告代理店に内定しましたが、95%は東京。5%は大阪みたいな感じでした。
それで自分の希望勤務地の割合が低ければ、辞退することも検討しましょう。
とはいえ、データを聞いて辞退するくらいなら、そもそも配属ガチャがある会社は受けないことをおすすめします。
大手企業をなるべく避ける
大手企業は関連子会社や支社が多いので、地方配属になる可能性が高いです。
もちろん、大手企業でも転勤や配属ガチャがないところもあるので、一概には言えませんが、中小企業に比べて圧倒的に地方配属は多いです。
先ほど述べた大手メーカーは工場を持つため僻地勤務が多いですが、それ以外の業界だと地方の中心都市の可能性も全然あるので、僻地勤務になる心配はいらないかもしれません。
ITベンチャー企業を受ける
ITベンチャーであれば、大手であっても東京や大阪などの都会勤務になる可能性が高いです。
また、福利厚生は大手企業(商社やメーカー)などには勝てませんが、以下のようにかなりメリットが大きいです。
僕が内定したところは、会社は東京だが、リモートワーク可能なので、地方の好きな場所に住んで仕事している人もいます。IT業界はそういう働き方も結構当たり前だったりします。
ITベンチャーでも色々種類があり、Web広告代理店、Web系事業会社などがあります。
Web系事業会社にはメガベンチャー、ミドルベンチャー、スタートアップベンチャーの3種類ありますが、代表的なベンチャー企業を簡単に紹介します。
Web広告代理店も軽く紹介します。
中小企業を受ける
中小企業は支社などを持たないとこも多く、持っていたとしても拠点は少ないため、ほぼ確実に勤務地は選べます。
大手企業ほど収入などの待遇はよくないかもしれませんが、職種や勤務地、一緒に働く人などは選べる可能性が非常に高いので、やりたいことや勤務地、人間関係を重視する場合は、圧倒的に中小企業をおすすめします。
なんで人間関係も分かるの?
と思うかもしれませんが、人間関係が分かるというより、中小企業は人数がそこまで多くないので、社風が分かりやすいですし、ある程度どんな人と働くかもオフィス訪問や面談で分かるのです。
まとめると、大手企業と中小企業はどちらも一長一短なのです。
地域採用枠で入社する
地域採用枠で採用しているところもあります。
つまり、勤務地が確約されているということです。
大手であっても地域採用枠をしているところもあるので、ぜひ調べてみましょう。
地域密着企業に入社する
地方銀行などがメジャーです。
「愛媛銀行」「香川○○会社」といった会社であれば、その地域密着の企業であることが多いので、ある程度勤務地を固めることができます。
ただし、支社は県内全体にあることも多いので、県内での異動は我慢する必要があります。
公務員を目指す
公務員であれば、ある程度どこでも就職ができます。
例えば、僕の知り合いは四国に住んでいますが、公務員になって東京区役所に就職することを考えていました。
地方国立大学だと公務員めちゃくちゃ多いですよね。
ただ、都道府県の職員なのか、市町村レベルの職員なのかによっても変わってきます。
条件をあらかじめ調べておきましょう。
【後悔】勤務地が理由で内定ブルーになった時の対処法
続いて、勤務地が理由で内定ブルーになった時の対処法をご紹介します。
対処法は以下の通りです。
- 入社して異動願いor転職する
- 新卒で就活をやり直す
- 就職浪人or就職留年してやり直す
- 就活エージェントに相談する
- 内定先と相談する
入社して異動願いor転職する
現実的な方法と思うかもしれませんが、結構これが難しい現実があります。
大手だと異動願いは少なくとも3年後からしかできないとかも普通にあるそうです。
また、成果出せないと通らないとか全然あると思います。
転職するにしても、第二新卒であればポテンシャル採用をしてくれる可能性もありますが、基本的には中途採用なので何かしら実績がないと厳しいです。
つまり、一度地方とかに行くと、都会に行くことがかなり厳しくなります。
ただ、逆の都会から地方に行くのは行きやすいです。
新卒で就活をやり直す
どうしても勤務地が嫌な場合、就活をやり直すことを検討しましょう。
就職浪人して第二新卒でやり直すか、新卒の就活をやり直すのか決めます。
極端な話、4年3月とかでなければ、求人募集している企業がある限り、就活はまだやり直せます。
なぜなら、そういった就活の時期が遅くても就活をサポートしてくれる就活エージェントがあるからです。
新卒エージェント UZUZであれば留学、休学、部活、内定辞退などさまざまな事情で就活時期が遅くなったり、 後期就活を検討する学生専門でサポートしてくれます。
就職浪人or就職留年してやり直す
新卒で就活をやり直すのが間に合わない場合、就職浪人するか就職留年するかの二択です。
どちらも名前は似てますが、扱いが違うので注意が必要です。
もちろん、就職留年(就職浪人)したからといって、必ずしもうまくいくとは限らないので注意が必要です。
第二新卒として、就活をやり直す場合、「新卒」の就活エージェントは使えないので、「第二新卒」専用の就活エージェントを使うことをおすすめします。
おすすめはウズキャリ第二新卒です。
日本で唯一キャリアカウンセラーの9割が元既卒・第二新卒という中々斬新な就活エージェントです。
経験者だからこそ、求職者の悩みが分かるんだと思います。
・日本で唯一キャリアカウンセラーの9割が元既卒・第二新卒
・既卒・第二新卒・フリーター・ニートの内定率83%以上
・書類通過率87%超え ・選考企業毎にカスタマイズされた面接対策を無制限に実施
・入社した方の生の声を元に入社後の働き方や満足度もお伝えするので、入社後のイメージが湧きやすい
・ブラック企業を徹底排除!
就活エージェントに相談する
就活をやり直すべきか勇気も出ないし、何もわからない場合、とりあえず就活エージェントに相談することをおすすめします。
一人で抱え込むのはよくないのです。
とりあえず誰かに相談するだけでもかなり気が楽になります。
おすすめなのが、キャリセン就活エージェントという新卒の就職支援サービスです。
就活の成功だけでなく、職務経験豊富なアドバイザーが、就職した後のキャリア設計まで親身に考えてくれます。
僕自身も、就活で中々内定がとれなかったときに、就活エージェントにとりあえず相談だけしにいっていました。その後、やるべきことが明確になり5社内定獲得できました。
こういう問題は家族とかでも相談しづらいですよね。
そもそも今から就活をやり直せるのか
募集している企業はあるのか
内定辞退すべきか、それともそのまま入社すべきか
などなど聞くだけでも全然違うと思います。
おすすめの就活エージェントに関しては以下の記事を参考にしてみてください。
内定先と相談する
一番は内定先と相談することでしょう。
内定辞退を防ぐために、噓をついてくる人事もいるかもしれませんが、とりあえず遠慮せず聞くべきです。
ただ、もちろんですが、自分だけ勤務地を優先することは難しいです。
また、自分もどの場所なら許容範囲なのかも大事です。
僕の友達は東海か関東か分からず、びくびくしてました。
希望がどれくらい通るのか必ず確認しましょう。
まとめ:就活は勤務地を重視しないと後悔する。
いかがでしたか?
就活は勤務地を重視しないと非常に後悔します。
できる限り早めに動いて、今後どうするべきか考えていきましょう。
それでは。